Asuka's Blog

ゼミ・インターン・大学生活の記録。

〈伝える〉

   こんにちは。

2年最後のゼミは後期のまとめと来年度の方針について行いました。

 

  私たちが今年度行ったのはUX(User experience)デザイン・サービスと言われているものでした。しかし現在、UXデザイナーとして独立して働かれている方はとても少人数です。

主に企業内ではUI(user interface)デザインや経営・商品企画、マーケティング部を等して機能しています。

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それで実際はどのような状況で、どのように働くのだろう…?というわけで、

LION株式会社を例に、私のグループは「製品企画とブランド育成」の立場で応用してみました。

   ①商品を生み出す←本質的欲求を導き出し、求められているものを提供することが出来る。

                                    大衆的でなく具体的に顧客像を作ることが曖昧な商品を少なく出来る。

                                    また中長期にわたる価値があるものを作ることが出来る。

   ②商品を育てる←その商品へのイメージを行動観察によって見つけたニーズに答えながら、

                                改善していくことが出来る。

 

このように「〇〇しました。」「△△しました」と言うその場でしか使えない限定的・狭量的ではなく、

「〇〇したので、ここでの経験は◇◇として活かせます」と幅広く対応できるようにすることが大切なのではないかと考えました。

 

 

 

  またゼミの活動中以外でも、それまで学んだきたことというのは繋がっているんだなと感じたことがあります。今回はUXデザイナーの普及の難しさと言語化の意味です。

年明けを祖母の家で過ごしていたのですが、そこへ多くの親戚の方(40〜70歳)が挨拶にいらっしゃいました。

いろいろなお話をしているうちに私の大学生活についてになり、ゼミで「UXというのをしていて、それがすっごく難しいけど考えるのが楽しいです。」と話すとUX…???という状況でした。

私は少しでも伝わるように、近くにあったダスキンモップを例に説明しました。

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   つまり「サービスから得る人々(顧客)の気持ちはなんでしょう…?ってひたすら考えることだと私は思ってます。」と伝えるとやっと共感してもらえました。ここまでかなり時間がかかっています。私が説明していたのはずっとバリバリとビジネスマンだった方々です。きっとこれは私が就職した時、ミドルからトップマネジメントにいる年齢層なのではないでしょうか。

今回の場合は幼い頃から何度もお会いしていて関係があったからこそ、上手く伝えられないもどかしさを補うことが出来たのだと思います。これを実際にするとなると…。

   そして私の語彙力のなさもありますが、ゼミ内の口ぐせでもある“言語化”は思考基準や回路が全く違う方にも、本来自分が伝えたい事柄から離れないで、まっすぐに意図を伝えられるようにする方法なのかなと思います。

 

 

 

 

   来年度は人文学系のことについてひたすら考えるそうです。

直接的に仕事に繋がる技術ではないけれど、〇〇ってなに?なんで?どんな感じ?という疑問・知的好奇心を自ら養えるようにします。そのように積み重ねた知識が社会人になった時のコミュニケーションの話題や、想像力豊かでユニークな発想ができるようになったらいいなと思います。

早速の課題は後日また投稿します。

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(読書好きのひとりごと:↑ベストセラーになっているので知ってる方も多いと思いますが、1ページ完結と短いので読み易く、調べるきっかけをくれる本です。春休み中に読み返せたらいいな…。)

 

以上です。