〈研究発表〉
こんにちは。
先日10月から取り組んできたミズノ様との共同研究発表がありました。ランニングショップチームは直前まで打ち合わせを行い本番を迎えました。
3分間のショートプレゼンだったため改善方法は直接ミズノ様とのセッションの中でお伝えしました。それは「紹介キャンペーン」です。
私たちグループがこの方法にした理由は4つあります。
1. 低コストで導入が可能
2. 店舗の近くで新規顧客を取り入れられる
3. チラシ配布と異なるルートで店舗の情報を発信
4. 定期的に訪れてもらえるきっかけ
口コミは伝える方が既にその店舗のユーザー・リピーターであるため、良い点と悪い点の両方が口コミを伝えられる方にもたらされ、情報の信頼度は高いと考えられます。これは新規顧客の購入するための意思決定率を上げられる方法の1つではないでしょうか?
さらに親しい友人や家族のネットワークから始まるため、大濠公園へ比較的アクセスしやすいとと思います。気軽に訪れることが可能であれば集客率及び認知度も自ずと上がると予測しました。
そして太宰ゼミのランニングショップチームと比較し気づいたところがありました。彼らは問題点の1つに価格の高さを挙げていらっしゃいました。店内に置いてある約9割のシューズは10,000円以上します。アンケートを取り、どれくらいからお客様はシューズを購入するのに抵抗を感じるのかデータで裏付けされていました。実は店舗を初めて訪問させていただいた時、気軽に購入できる価格ではないな…と個人的に感じていました。
一方森田ゼミチームではあまり価格を重視してはいませんでした。価値についてずっと模索していると、リピーターやこだわりの強い人は、ミズノシューズへ払うに見合う対価と解釈するしあまり抵抗を感じていないとペルソナを通して予測していたためです。
これは「私たち自身」がユーザーではなく、そしてこだわりが弱い、ペルソナ×価値の表の「×」にあたる新規顧客像だったため違いが生まれたのかもしれません…。
今回私はお客様自身がいつのまにか、気がついたらお店のファンになっていたという構造を作るためには、顧客の本当の欲求を理解していないと辿り着くことが困難であるということが分かりました。
また私はこれまでグループで期限内に解答を見いだすという経験や大勢の前での発表は初めてでした。緊張で伝えたい気持ちが1番目ではなくなってしまい、とりあえず原稿をあまり見ないように声を大きくするのが精一杯でした。
しかしフルで頭を使い(時々パンクもしながら)、課題をやり遂げたことにとてもおもしろさを感じました。たくさん同じグループの友人に気づかされたこともあり、今後のゼミ活動で少しずつ改善していこうと思います。
以上です。